バタコさんは人間?妖精?真実を探ってみた
バタコさんはテレビシリーズでは第一話「アンパンマン誕生」より登場していて、パン工場でジャムおじさんの助手をするキャラクターとして描かれています。
少女のような可愛らしい見た目と母親のような優しさで、いつでもアンパンマン達を見守り、ピンチの時には助けてくれるバタコさん。
一体何者なんでしょうか?
この記事ではその正体を探ってみたいと思います。
バタコさんの正体は?
1988.10.03放送の1話「アンパンマン誕生」から登場したメインキャラクター、バタコさん。
バタコさんの正体は諸説あり、人間(ジャムおじさんの孫)、妖精と様々です。
アンパンマンの公式サイトでは、以下のような説明が掲載されています。
『パンこうじょうで ジャムおじさんの おてつだいを している、あかるい おんなのこ。りょうりや おかしづくりの ほかにも、さいほうが とくい。アンパンマンの マントが やぶれたときは、なおしてくれる。』
このように「おんなのこ」という説明があるのみなので、これだと妖精か人間かは分かりません。
この記事では、ネット上の情報を整理してそれぞれの説について検証しましょう。
※憶測や都市伝説を含みますのでご了承ください
バタコさん人間説
バタコさんはジャムおじさんの孫であり、正体は人間だという説があります。
裁縫や料理が得意でアンパンマン達のマントが破れた時には、素早く縫ってくれて、カレーパンマンのカレーがなくなった時もバタコさんが作ってくれています。
バタコさん妖精説
次はバタコさん妖精説です。
こちらの方が有力かもしれませんね!
バタコさんピッチャー説
ついでにもう一つ
バタコさんと言えば、アンパンマンに新しい顔を投げるイメージがありませんか?
アンパンマンの顔が汚れてしまったり、食べたりなどして力が出ない時にジャムおじさんが新しい顔を焼いてくれるのですが、その新しい顔をアンパンマンへ投げて届ける役はほとんどバタコさんがこなしています。
その投げ方も、その時の状況で変化球を投げたり、バイキンマンの邪魔が入るので、何かを利用したりしながら、ほぼ100%に近い確率でアンパンマンの顔の入れ替えに成功しています。
人間か妖精かはさておき、バタコさんはもしかしたらスゴ腕ピッチャーなのかもしれません。
実は公式に答えが乗ってた
さて、ネット上では上記の他にも色々な噂がささやかれていますが、
なんと普通に公式がこの件について回答されていましたので引用いたします。
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Q[ジャムおじさんとバタコさん以外人間はいますか?]
という質問に対して、以下のように回答されています。
A[アンパンマンワールドに人間はいません。ジャムおじさんとバタコさんも人間の姿をしていますが、妖精なんです。]
※公式サイトより引用
出典「アンパンマン公式サイト Q&A」
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というわけで..
結論:バタコさんは妖精。
となりました~!
バタコさんが活躍する「バルーン」という話について
最後に、バタコさんの活躍する思い出深いエピソードをひとつ。
「バタコさんといないいないバルーン」というお話です。
いつも通り配達へ向かうバタコさん、そんな中町ではいないいないバルーンが街のみんなを驚かせて遊んでいます。
それを見たバタコさんは、反対にいないいないバルーンを陰から驚かせ、ビックリしたいないいないバルーンと2人で笑います。
そしていないいないバルーンにこう言います。
驚かせるよりも、みんなで遊んだ方が楽しいよ。
それを聞いたいないいないバルーンは、みんなと楽しく遊ぶことにします。
そこからはいつもの展開に、バタコさんはバイキンマンの人質になりアンパンマンが助けてくれます。
ちなみにこの回は、バタコさんが人質になってしまっているので、顔を投げる役はチーズが行っていました。
結局最後は驚かせることが好きないないいないバルーンが変わらずみんなを驚かせて楽しんでしまうというオチで終わるのですが、終始バタコさんは落ち着いて、ニコニコ優しく解決をしてくれる優しいお姉さんでした。